やっとこ稲刈り

建前の現場が一段落して(まだ少し仕事は残っているのですが)、
いつできるとも知れなかった稲刈りができました。
大工仕事に来たはずのオノさんにも手伝ってもらってしまいました。
ありがとうございます。
今年は稲刈り時期になって晴天が続くことがなくて
早く刈った田んぼもまだ脱穀ができていないので、
ここで追いついた感があります。
焦って早く刈りすぎると青米が多くなるし
その意味でも遅くなってよかったよかった、と自分に言い聞かせます。
新米が食べられるのももうすぐです。
先週は近所で2軒続いてお弔いがありました。
お二人とも90を過ぎての大往生だったのですが、
それでも淋しいものです。
そのうちの一人のおじいさんは
私たちがここに住むようになった15年前には
まだ夫婦二人で一町歩の田んぼを作っていました。
それもすべてはざ掛けで。
この時期は毎日毎日幾枚もの田んぼの稲刈りをしていました。
私も毎日お手伝いに行くようになって
田んぼの仕事を覚えさせてもらったのです。
何年かして体調を崩したのがきっかけで作る面積は減ってゆき、
最近でこそ畑も作れなくなってしまいましたが、
それでも田んぼの様子は気になるそうで
我が家で引き受けた田んぼの水加減や畦の様子をいつも気にしてくれていました。
そんなおじさんが行ってしまった実りの秋。
田んぼで稲をはざに掛けていると
一緒に田んぼで働いた日が思い出されます。
一息
本日

絶好のお天気に恵まれて、建前本日を迎えることが出来ました。
応援の大工さん、お施主さんの山仕事仲間など大勢の手で家の形ができあがっていきます。
ここまでくると頭領の仕事は少なくて、特別指示を出さなくてもそれぞれが持ち場を見いだして
身体を動かしてくれます。
組上がっていく家もさることながら、人の動きにもほれぼれします。
「ずいぶん前に仕事で倒したヒノキがもったいないからと家に持ち帰ってきたんです。
それが始まりだったんですよ。」
とお施主さんの奥さんが話してくれました。
それから何年も掛けてコツコツを集めてきた木材がこうして家になっている。
その感慨はひとしおなことでしょう。

二階が載って上棟式と餅投げです。
その後は近くにある御宿分校館にてささやかな宴を。
まだまだ大工の仕事は続きますし、
お施主さんにとってはここからがスタートなのですが、
今日ばかりはと大いに食べて呑んで夜は更けたのでした。







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